サービスレベル管理 SLMO
顧客のビジネス要件を満たすため、サービス提供を計画、実施、管理、検証および監査する。これには、サービスレベル契約の交渉、実装および監視、合意されたサービスレベルを提供するための運用施設の継続的な管理、サービス提供と持続可能性目標の改善の継続的かつ積極的な推進が含まれる。
このスキルに対する責任レベル
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サービスレベル管理: レベル 1
このスキルは、通常、このレベルの責任と説明責任で観察または実践されることはありません。
サービスレベル管理: レベル 2
サービスレベル契約による要求と比較することにより、実際に提供したサービスを監視、記録することができる。
サービスレベル管理: レベル 3
サービス提供のパフォーマンス測定基準のモニタリングを行い、ステークホルダーにサービス撤退を計画する機会を与えることなく、サービスレベル契約に違反してないことを確認するためにマネジャーおよび顧客と協働することができる。
サービスレベル管理: レベル 4
サービスレベル契約に従ったサービス提供を監視するため、定義されたタスクを行い、関連情報の記録を維持することができる。合意されたサービスレベルに照らしてサービス記録を定期的に分析し、サービスレベルを維持または改善するために必要な活動を特定し、これらの活動を開始または記録することができる。
サービスレベル管理: レベル 5
サービス提供が合意されたサービスレベルを満たしていることを確認することができる。利用可能なサービスのカタログを作成、維持することができる。顧客との協議の上、サービスレベル要件を交渉し、サービスレベルに合意することができる。サービス提供の問題を診断し、サービスレベルを維持または改善するための行動を開始することができる。割り当てられた責任領域において、運用の方法、手順および設備を確立、維持し、それらの有効性と効率性を定期的に検証することができる。
サービスレベル管理: レベル 6
利用可能なサービスのカタログが作成、維持され、サービスレベル契約が完全で費用対効果があることを確認することができる。サービス提供が効果的にモニターされ、サービスレベルを維持または改善するために特定された行動が実施されていることを確認することができる。運用の方法、手順、施設およびツールが確立、検証および維持されていることを確認することができる。関連する当事者とサービス提供の中断および主要な改正に関する交渉を行うことができる。合意された目標が満たされていることを確認するためにサービス提供を検証し、サービスのレベルまたはタイプにおける将来の変更を提示するための提案を準備することができる。
サービスレベル管理: レベル 7
顧客組織の戦略的なニーズをサポートするサービス提供のための戦略を策定することができる。サービス提供契約を監視するためのリソースの割り当てを承認することができる。将来動向(技術、市場、業界、社会経済、法律)の特定に関して、業界リーダーシップを発揮することができる。今後の開発に対して相互に商業的関心のある潜在的な領域を特定するために、最上位レベルの顧客との関係を構築し、組織の成功に対するサービス提供契約の貢献の概要を維持することができる。