デジタル世界のためのグローバルなスキルとコンピテンシーのフレームワーク

責任のレベル: レベル3

自律性

大きな方針の下で業務を遂行する。独自の判断で、複雑な案件や指示の認識および対応を行う。具体的な指示やガイダンスを受け、合意されたマイルストーンで業務のレビューを受ける。課題をエスカレーションするタイミングを判断する。

影響度

同僚と連携し、影響を与える。顧客、サプライヤ、パートナーと作業レベルで連携する。他者を監督したり、個人に割り当てられた業務またはプロジェクトのフェーズに影響を与える意思決定を行うことがある。ユーザー、顧客の要求を共に分析、理解し、彼らの業務に反映させる。

複雑度

様々な環境の中で、複雑でルーチンに当てはまらない多様な業務を遂行する。体系的なアプローチを使用して問題を特定、解決する。

知識

組織において効果を上げるために必要であり、典型的には定評のある知識体系や企業情報から得られる、基礎知識、分野別知識、専門知識をしっかりと持つ。効果的な知識の活用を行う。広範囲のビジネス文脈について理解を示す。自らの知識を増やす行動をとる。

ビジネススキル

効果的なコミュニケーションスキルを示す。

自ら(および適用可能な場合は他者)の業務を、納期を遵守し、法規、標準、手続きに対応した上で、完全に計画、スケジュール、管理する。

チームでの業務に貢献する。自分の役割が、他者の役割や従業員、顧客の業務にどのように関連するかを理解する。

問題解決にあたって、解析的で系統的な手法をとる。

個人の成長の適切な機会を認識し、上司と交渉することについて、積極的な姿勢を示す。

自分の役割がセキュリティにどのような影響を及ぼすか認識し、定期的なセキュリティ措置の実施と、担当業務に必要とされる知識を持つことを示す。