SFIAの背景

Keyhole diagram

経験

SFIAの核心は経験である。個人は、実世界において、あるスキルをあるレベルで実行したことにより、特定のレベルのスキルを持っている。

  • 経験は、実社会において知識を適用し、成果を実現する能力をもたらす。
  • SFIAにおける各レベルでのスキル説明は、そのレベルにおける個人が発揮する経験に紐づく

専門的なスキル

SFIAは責務の階層に対応した専門スキルを定義する。

振る舞い

ソーシャルスキルとして知られる振る舞いは能力の重要な要素である。よって、振る舞いはSFIAフレームワーク全体に組み込まれている。

  • しかしながら、業務環境においては、振る舞いは極めて文脈依存で、文化特有であると考えられることを、SFIAにおいても認識している。
  • 多くの組織が、組織内で使われる独自の振る舞いを定義しており、これらはしばしば企業の価値観として説明され、組織ごとに大きく異なることがあるが、SFIAはその補完をすることができる。
  • ある組織はSFIAの汎用要素を振る舞いの定義に利用している。SFIAの責務の階層は、影響度、分析的思考、委任、口頭・文書でのコミュニケーション、プレゼンテーションスキルなどの多くの振る舞いの要素を含んでいる。

知識

知識はコンピタンスの重要な要素であり、SFIAもそれを認識している。ある役割において能力を持つといえるためには、個人は一般的、専門的、および業界の知識を複合的に持たねばならない。

  • 技術、製品、手段、手法、法制度、サービス、プロセス、分野独自の知識などは全て、その業界で働く専門家が持つべき知識である。
  • 知識は、公式の訓練、OJT、単純に経験のある実務家と業務を共にするなど様々な方法で入手することができる。
  • 公式の資格、認証、大学のコース、トレーニングコース、イベント、その他の知識獲得手段などで得られる知識は、必要な専門スキルと連携づけられるようにSFIAにマッピングされてきた。

資格・認定

  • SFIAに対する資格のマッピングは、資格取得希望者に対して、資格の有用性と関連性を示す。
  • 学習目標は、SFIAの用語によって表現された継続的専門能力開発(CPD)目標にマッチさせることができる。
  • 個人が要求レベルに適合している事を立証するため、授与機関によるSFIAの利用は増加しており、益々経験を提示する事に結びついて来ている。